• 豆類

  • トウモロコシ

    Corn

  • トウモロコシ
  • 栽培のポイント

    温暖な気候を好み、春まきの場合には低温で発芽不良を起こしやすく、注意が必要です。
    早まきを行う時には必ずトンネルやマルチを使用し、発芽に必要な温度を確保してください。
    極端な乾燥と高温は生育に大きく影響します。必要であれば灌水を行ってください。
    トウモロコシの花粉は風媒花で300m程度まで飛ぶことがあります。
    飼料用のトウモロコシや種類の違うものを作る時には花粉が混ざらないように注意してください。

    温暖な気候を好み、春まきの場合には低温で発芽不良を起こしやすく、注意が必要です。 早まきを行う時には必ずトンネルやマルチを使用し、発芽に必要な温度を確保してください。 極端な乾燥と高温は生育に大きく影響します。必要であれば灌水を行ってください。 トウモロコシの花粉は風媒花で300m程度まで飛ぶことがあります。 飼料用のトウモロコシや種類の違うものを作る時には花粉が混ざらないように注意してください。

    • 発芽適温

      25~30℃

    • 生育適温

      20~30℃

    • 土壌適応性

      ph5.5~7.5

    • 輪作年限

      1~2年

1.畑の準備

植え付けの2週間前位に堆肥と石灰、油粕等を散布し、よく深耕しておきます。
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
水はけのよい土壌を好むので、水はけの悪いときは畝を高めにしてください。

2.タネまき



ポットやセルトレイにタネまき用の培土を入れ、湿らせた後1粒タネをまきます。



直播の場合は、70cm幅で30cm間隔の植え穴が開いているマルチを敷き、1穴に2~3粒蒔きます。
発芽後は1本に間引き行います。

3.定植



発芽後、本葉が2~3枚で定植します。
老化苗の定植は避けてください。
1つの畝に2~3列植え付けると受粉しやすくなります。

4.管理



本葉が7~8枚程度になったらマルチを剥がし、追肥を行ってから土寄せを行います。



地際から伸びる脇芽は取らずにそのまま伸ばしますが、何本も伸びてきたら2本程度に整理してください。





雄穂が出る頃に2回目の追肥を行ってください。
雄花が出てきたころと絹糸が出る頃が薬剤の散布適期になります。
必ず登録の農薬を散布してください。



花粉か落ち切ったのを確認してから雄穂を切り取ると、害虫の被害が少なくなります。

5.収穫



開花から約3週間程度、房が膨らみ絹糸が茶色になった頃が、収穫の時期になります。
必ず先端まで粒が入っているか確認してから収穫してください。

ワンポイント

・多肥を好みますので、元肥と追肥をしっかり入れます。

・発芽不良の原因は、ほとんどが低温によるもので、早蒔きする場合は、必ずトンネルやマルチを使用して、地温を上げるようにしましょう。

・株の横から脇芽が出てきますが、そのまま伸ばしておきます。これは倒伏防止と、葉が多いほうが、光合成がたくさんできて、より多くの養分を蓄えられる利点があるからです。

・株数が少ないと、粒がまばらになりますので、2列以上にしてまとめて作りましょう。

・多肥を好みますので、元肥と追肥をしっかり入れます。 ・発芽不良の原因は、ほとんどが低温によるもので、早蒔きする場合は、必ずトンネルやマルチを使用して、地温を上げるようにしましょう。 ・株の横から脇芽が出てきますが、そのまま伸ばしておきます。これは倒伏防止と、葉が多いほうが、光合成がたくさんできて、より多くの養分を蓄えられる利点があるからです。 ・株数が少ないと、粒がまばらになりますので、2列以上にしてまとめて作りましょう。

発芽適温と生育適温

発芽適温:25~30℃
生育適温:25~30℃

発芽適温:25~30℃ 生育適温:25~30℃

FAQ1

【雄花が咲いてしばらくしたら枯れてしまった】

アワノメイガによる被害だと考えられます。アワノメイガは雄花が咲く頃から発生し、葉のつけ根辺りから茎の中に入り、雄花や雌花(実になる部分)を食害します。
対策としては、茎などに穴が開き、アワノメイガのふんが出ていたら至急農薬を散布してください。予防するには、雄花が出始める頃と雌花が出始める頃に農薬を散布してください。

【雄花が咲いてしばらくしたら枯れてしまった】 アワノメイガによる被害だと考えられます。アワノメイガは雄花が咲く頃から発生し、葉のつけ根辺りから茎の中に入り、雄花や雌花(実になる部分)を食害します。 対策としては、茎などに穴が開き、アワノメイガのふんが出ていたら至急農薬を散布してください。予防するには、雄花が出始める頃と雌花が出始める頃に農薬を散布してください。

FAQ2

【株元から出たわき芽はどうすればいい】

ほとんどの品種はそのまま伸ばしても問題ありません。むしろ倒伏防止や光合成の促進効果など、プラスの面が多いと言われています。
しかし、わき芽に付いた雌花は栄養分が取られますので取り除いてください。ちなみに雌花は1株に1本。最上部のものを残してください。

【株元から出たわき芽はどうすればいい】 ほとんどの品種はそのまま伸ばしても問題ありません。むしろ倒伏防止や光合成の促進効果など、プラスの面が多いと言われています。 しかし、わき芽に付いた雌花は栄養分が取られますので取り除いてください。ちなみに雌花は1株に1本。最上部のものを残してください。

FAQ3

【草丈が50センチ程度で雄花が咲いてしまった】

移植が遅れたり、老化した苗を植えたりすると、草丈があまり伸びずに雄花が咲いてしまうことがあります。
その後、多少回復するものもありますが、ほとんどが小さい実しか出来ません。時期が間に合えば畑に直接蒔きなおしするのが確実です。

【草丈が50センチ程度で雄花が咲いてしまった】 移植が遅れたり、老化した苗を植えたりすると、草丈があまり伸びずに雄花が咲いてしまうことがあります。 その後、多少回復するものもありますが、ほとんどが小さい実しか出来ません。時期が間に合えば畑に直接蒔きなおしするのが確実です。

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