果菜類
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トマト
Tomato
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栽培のポイント
作障害が起こりやすいので、トマトを植えてから3~4年間は、同じ場所でナス科の野菜を育てるのは避け、 他の野菜を育てましょう。
トマトは灌水をやや少なくして栽培すると糖度が高くなり、フルーツトマトやシュガートマトなどと呼ばれるような、非常に甘いトマトが出来ますが、極端な乾燥状態になると尻腐れなどの生理障害が起こりますので注意してください。
チッソが多いと花が咲いても実が付かない場合があるので、元肥の施用量を守ってください。作障害が起こりやすいので、トマトを植えてから3~4年間は、同じ場所でナス科の野菜を育てるのは避け、 他の野菜を育てましょう。 トマトは灌水をやや少なくして栽培すると糖度が高くなり、フルーツトマトやシュガートマトなどと呼ばれるような、非常に甘いトマトが出来ますが、極端な乾燥状態になると尻腐れなどの生理障害が起こりますので注意してください。 チッソが多いと花が咲いても実が付かない場合があるので、元肥の施用量を守ってください。
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発芽適温
20~25℃
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生育適温
15~25℃
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土壌適応性
ph6.0~7.0
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輪作年限
3~4年
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1.畑の準備
肥料は根を作るために堆肥を十分に混ぜ込んでください。
日当たりと水はけの良い、肥えた土を好みます。
2.タネまき
連結ポットやセルトレイにタネまき用培土を入れ、土を湿らせてから1ヶ所にタネを1粒まきます。
覆土はタネがかくれる程度薄くし、軽く上から押さえます。
発芽適温が高いので、低くても20℃以上の地温を確保してください。
3.植え替え
本葉が2~3枚になった頃、ビニールポットに植え替えます。
4.定植
定植は第一花房の花が咲き始まったら定植の時期になります。
株間が45cm程度に植え付けます。
極端な若苗では植え付けないようにしてください。
トマトの花房は同一方向に着生するので、通路側に花房が向くように植えてください。
灌水は、土が乾いてから与えてください。
5.管理
茎が伸長するにしたがって紐等で誘引を行いますが、支柱を使用する時には、あらかじめ定植前に45cm間隔で支柱を立てておき、伸びてきたら紐を支柱に8の字になるように結んで誘引します。
追肥は第一花房が大きくなり始めたら与え始め、以後は2週間に一度程度与えます。
葉と茎の付け根から伸びる側枝(わき芽)はできるだけ小さい時に、手で折って取り除きます。
この時、病気を伝染することがありますので、刃物はなるべく使用しないようにします。
側枝(わき芽)を取ることで主枝を充実させ、実をたくさんつけることができます。
大玉トマトは果実の数を3~4個になるように、先端の果実の間引きを行います。
6.収穫
果実が大きくなり、赤く色付きだしたら収穫になりますが、できるだけ赤く完熟してから収穫します。
ミニトマトは間引きを行わずに、赤や黄色に色付いた物から順次収穫します。
ワンポイント
・トマトは光に敏感ですから、特に日当たりのよい場所を選んでください。日当たりが悪いと落果(花)します。
・1番花が開花するまで育苗し、畑の肥料は元肥量を控えめにし、追肥を中心にしてください。
・果実の甘さを上げるコツは、潅水量を少なくして完熟してから収穫することです。
・梅雨期と高温期を挟みますので病気になりやすく、早めの防除をしてください。
・トマトは光に敏感ですから、特に日当たりのよい場所を選んでください。日当たりが悪いと落果(花)します。 ・1番花が開花するまで育苗し、畑の肥料は元肥量を控えめにし、追肥を中心にしてください。 ・果実の甘さを上げるコツは、潅水量を少なくして完熟してから収穫することです。 ・梅雨期と高温期を挟みますので病気になりやすく、早めの防除をしてください。
発芽適温と生育適温
発芽適温:25~30℃
生育適温:25~30℃
発芽適温:25~30℃ 生育適温:25~30℃
FAQ1
【花は咲くが落花してしまう】
低温、または逆に高温の影響が考えられます。
他にも栄養不足も落花の原因となります。第1、第2花房では、定植後の水分・養分が正常に吸収されず、低温が続くと受精不良になってしまい、落花してしまいます。
第4~5花房など上のほうは、下の段の果実が良くできたときに追肥を怠ると、栄養不足で丈夫な花が咲きません。
この時期になると気温が上がってきますので、高温による落花も増えてきます。
対策としては、栄養不足にならないよう注意することや、結実を確実にするため、ホルモン剤などを使用すると良いでしょう。
【花は咲くが落花してしまう】 低温、または逆に高温の影響が考えられます。 他にも栄養不足も落花の原因となります。第1、第2花房では、定植後の水分・養分が正常に吸収されず、低温が続くと受精不良になってしまい、落花してしまいます。 第4~5花房など上のほうは、下の段の果実が良くできたときに追肥を怠ると、栄養不足で丈夫な花が咲きません。 この時期になると気温が上がってきますので、高温による落花も増えてきます。 対策としては、栄養不足にならないよう注意することや、結実を確実にするため、ホルモン剤などを使用すると良いでしょう。
FAQ2
【夏頃、急に株全体がしおれてきた】
順調に育ってきた株が、急にしおれてしまうのは、青枯れ病の可能性があります。 同じ場所に同じ野菜を作る連作が大きな原因で、発病したら直らないので早めに抜き取り、畑の外で処分してください。
また、湿度の高い場所だと発生が多くなりますので、高畝にしたり水はけの良い場所で作ることをおすすめします。
【夏頃、急に株全体がしおれてきた】 順調に育ってきた株が、急にしおれてしまうのは、青枯れ病の可能性があります。 同じ場所に同じ野菜を作る連作が大きな原因で、発病したら直らないので早めに抜き取り、畑の外で処分してください。 また、湿度の高い場所だと発生が多くなりますので、高畝にしたり水はけの良い場所で作ることをおすすめします。
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おススメ野菜別の詳しい育て方
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発芽温度が高いので低温期のタネまきは加温して発芽させます。
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ペットグラスは日当たりよく、暖かい場所で管理しましょう。日照不足だと葉先が茶色…
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比較的栽培は容易で、病害虫による被害の少ない野菜ですが、低温に弱いので夏場の栽…
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