庭がなくてもハーブは育てられます。

よく日の当たるベランダや窓辺に

プランターや鉢で緑を飾ってみませんか


ハーブの紹介

ハーブの育て方

保存と利用

ハーブ豆知識


ハーブの育て方

 

蒔き方

ハーブの種子は細かいものが多く、発芽まで時間の掛かるものもあります。
愛情をこめて、ていねいに蒔きましょう!
蒔き方 ポイント 適するハーブ
直まき 地面や鉢・プランターなど、育てるところに直接蒔く方法
直根性で移植を嫌うものや、生育期間の短いハーブが適します
ロケット・フェンネルなど
筋まき 主に細かい種子を蒔く方法
また、限られた場所に多くの種類のハーブを蒔くときにも便利です
タイムなど
点まき 一定の間隔をあけて、一か所に数粒ずつ蒔く方法 バジル・セージ・ローズマリー
フェンネル・ラベンダーなど
バラまき 鉢やプランターなど、限られたスペースに種をバラ蒔く方法
細かい種子や密植可能なハーブが適します
カモミール・ミント・ラベンダーなど
  その他、プラグトレーやポリポットを使うと移植の際に根を痛めずに便利です。
これらを利用する時には、 種子の大きなものや直根性のハーブはポリポット、
種子の小さなものはプラグトレーなどと使い分けるといいでしょう。
 

育て方

一年草もありますが、数年・数十年と長く楽しめるハーブだからこそ、一年目
または最初が肝心です。
ハーブ 育て方
ラベンダー
  • 日当たりの良い、水はけのよい場所を好みます。タネ蒔きは4〜5月ごろに平鉢や苗床にバラ蒔きします。
  • 本葉が出そろったころに、根を切らないようビニールポットに仮植し、支柱を添えそのまま1年育て、2年目以降に定植します。
  • 鉢に植える場合は、一回り大きな鉢に植え替え、3年目でさらに大きな鉢にします。順調に育てば、3年目の春に開花します。
  • 発芽・生育ともに遅いので、しっかりした苗を作るのがポイントです。他にも開花後の刈り取りもポイントです。
  • 株の手入れは、大株は株元から1/3、小株は花穂の下葉2〜4枚のところから切り取り整えます。
ローズマリー
  • 日光に良く当てて乾燥ぎみに育てます。肥料もほとんど必要なく育てやすいハーブの一つです。
  • 最初の年は生育が遅いのですが、翌年からはどんどん育ちます。
  • タネ蒔きは4〜5月ごろに行い、平鉢や苗床にバラ蒔きします。
  • 本葉が出そろったころに、根を切らないようビニールポットに仮植し、支柱を添えそのまま1年育て、2年目以降に定植します。
  • 多湿を嫌うので、水をやりすぎないようにしてください。
  • 開花時期は11月から翌年3月ごろまで。長く楽しめるハーブです。
ペパーミント
  • 寒さにも強く丈夫で作りやすいハーブですが、直射日光があたりすぎる場所だと若干生育が悪くなります。
  • 春蒔き・秋蒔きともに良く発芽し、生長します。タネが細かいので蒔き過ぎないように注意してください。
  • 本葉6枚程度になったら、株間15センチ程度で定植します。まだ苗が小さいので竹串などを支柱に添えてください。
カモミール
  • タネは春と秋に蒔けますが、秋まきにして越冬させるとたくさんの花をつけます。その場合、幼苗期に冬を迎えるので、霜や風よけ程度の防寒が必要です。
  • タネが細かいので、タネ蒔きは平鉢などに蒔き、覆土はしません。
  • 発芽するまでは日陰におき、水を入れたバケツにつけてから鉢穴から吸水させて乾燥させないようにします。
  • 発芽後は、徒長しないように良く日に当てて、翌年の4月ごろに株間20センチ程度に根を傷めないように定植します。
  • 雨や風で倒れた場合は、土寄せして苗を起こしてください。
  • 日照不足や密植、水の与えすぎは軟弱に育つ原因になりますので注意が必要です。
セージ
  • 暑さ、寒さに強く、害虫もほとんどつかない丈夫で育てやすいハーブです。
  • 春にタネを蒔くと翌年5月ごろに開花します。もちろん秋蒔きもできます。
  • 直まきする場合は5月上旬以降、暖かくなってから20センチ間隔で点まきします。
  • タネ蒔き用の土にタネを蒔き、発芽後、本葉4〜6枚ぐらいで株間を20センチ程度で水はけの良い花壇やプランターに定植します。
  • 梅雨時は蒸れて葉が黒くなることがありますので、枝を刈り込んで風通しを良くします。
    そのころ主枝を30センチ程度のところで摘心すると、側枝が伸びて、横張りの良い形になります。
レモンバーム
  • 春か秋にタネを蒔きます。本葉5枚程度で定植し、株間を15センチ程度にします。
  • 梅雨期になると、急速に成長します。その頃の雨が続くと倒れる苗もあるので、支柱を添えてください。
  • 乾燥すると葉がぽろぽろと落ちますので、乾燥が続く場合は、水やりを忘れないでください。
  • 冬になると上部は枯れますが、春先になると大株になって新芽が出てきます。
  • 1年目は手間がかかりますが、その後は放任でも良く育ち、育てやすいハーブです。
    若干、夏の強い日差しに弱いので、整枝や剪定をして管理すると、株が良く育ちます。
タイム
  • やや乾燥ぎみで日当たりと水はけの良い場所を好みます。
  • 暑さ、寒さに強く、関東以西なら露地でそのまま越冬します。寒冷地では、厳冬期に鉢にあげて室内で越冬させるか、鉢ごと土中に埋めてマルチをします。
    秋蒔きも出来ますが、温室などない場合は春蒔きのほうが無難です。
  • タネが細かいので、小鉢やビニールポットに蒔き、覆土はしません。
  • 本葉5〜6枚に生長したら、花壇やプランターに株間20センチ程度で定植します。
    梅雨期から急速に生長しますので、化成肥料を施し土寄せを行います。
  • 夏の高温多湿で蒸れて枯れることがありますので、梅雨明けに株元から10センチのところで間引き収穫するのも効果的です。
  • 4〜5年で株が老化するので、上部の剪定・株分け・収穫などで若返らせます。
スイートバジル
  • 発芽温度が20〜25℃と、他のハーブと比べ若干高めなので、霜の心配がなくなってからタネを蒔きます。
  • 日当たりの良い、良く肥えた土地を好みますので、本葉6枚程度になったら、腐葉土や堆肥を多めに混ぜ込んだ花壇やプランターに定植します。
  • 暑さには強いのですが、乾燥に弱いので株元に敷きわらをすると乾燥から守れます。
  • 7月下旬、花が咲き始めたころが収穫適期です。花穂を摘み取り、各枝から葉を まんべんなく少しずつ収穫してください。
フェンネル
  • 直根性ですので移植には向きません。春蒔きは、4〜5月ごろ深く耕した花壇や畑に直接タネを蒔きます。
    株元の茎を大きくしたい場合は、9月中旬の秋蒔きにします。
  • タネ蒔き前には、苦土石灰・腐葉土・堆肥を良くすき込んでおきます。
  • 発芽後は間引きながら、勢いのよい苗を1本だけ残し、1本立ちにします。
    乾燥に弱いので、夏場は水やりをしてください。
ロケット
  • 日当たりと水はけの良い場所を好みます。真夏を除き、3〜10月ごろまでタネを蒔いて収穫出来ますので、一度に蒔かず時期をずらしながら作ると、いつでも新鮮な葉が楽しめます。
  • 特に管理は必要なく、間引きながら最終的に株間を20センチ程度にします。
    間引いたものは、サラダなどに利用出来ます。
  • 花を咲かせると、葉が硬くなり、株も弱るので、早めに摘み取るようにしてください。
イタリアンパセリ
  • 春は3〜4月、秋は9〜10月に種をまいて育てます。直根性なので移植には向きませんが、小苗程度なら根のまわりの土を崩さずに移植すれば大丈夫です。
  • 土が乾かないよう水やりに注意しながら管理すると、2〜3週間で芽が出てきます。
  • 日当たりが良すぎると、葉が硬くなりますので、半日陰か明るい室内で育てます。
  • タネを蒔いてから3か月程度で収穫出来るようになります。
    花を咲かせないようこまめに収穫してやると、1年中利用できます。